【5月27日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2013)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-2、6-2、6-3でスペインのパブロ・カレーロ・ブスタ(Pablo Carreno-Busta)を下した。

 四大大会(グランドスラム)の連続出場が54試合目となるフェデラーが、危なげなく1回戦を突破した。2009年の全仏オープン(French Open 2009)覇者で、18個目の四大大会のタイトル獲得を目指すフェデラーは、予選を勝ち上がってきた世界ランク164位のカレーロ・ブスタを退けた。

 21歳のカレーロ・ブスタは、シーズン開幕時点ではランキング654位だったが、ATP下部大会にあたるフューチャーズ(Futures)で57戦53勝の成績を残し、7大会で優勝を飾って一気にランキングを上げていた。

 しかし15度目の全仏を戦うフェデラーと初参加のカレーロ・ブスタの力の差は歴然で、フェデラーは各セットの第1ゲームをすべてブレークし、主導権を握り続けた。(c)AFP