【5月23日 AFP】男子テニス世界ランク7位のファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)がウイルス感染症のため、26日に始まる全仏オープン(French Open 2013)を欠場することが明らかになった。

 世界ランクトップ10位内の選手が全仏の欠場を決めるのは、21日に腰の負傷を理由に出場取りやめを発表した同2位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に続き2人目。

 2009年の全仏オープン(French Open 2009)でベスト4、昨年(French Open 2012)は準々決勝にまで進出したデルポトロは22日、「優勝をいつも夢見てきた大会に参加できないことは、かなりのショックだ」と語った。

「今はこの失意から立ち直って、これからの試練に万全の状態で挑めるようになるため、体を完治しなければいけない」

 デルポトロはこの1か月の間で同じ感染症を理由に、エストリル・オープン(Estoril Open 2013)とマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2013)でも欠場を強いられた。先週のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2013)では出場を果たしたものの、3回戦でフランスのブノワ・ペール(Benoit Paire)に敗れている。(c)AFP