【5月14日 AFP】スペインの裁判所は13日、テニス選手、バーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)の練習相手に暴行を加えた容疑に問われている父親のジョン・トミック(John Tomic)氏の審問を10月に延期することを決定した。

 トミック氏は4日夜、マドリード(Madrid)市内のホテル前で、息子の練習パートナーを務めるトマス・ドルーエ(Thomas Drouet)と乱闘となり、頭突きをして鼻を骨折させた疑いが持たれている。ドルーエとトミック氏はマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2013)のため、同市を訪れていた。

 審問は当初14日に行われる予定だったが、フランス人の原告、ドルーエが10月までスペインに渡航できないため、延期が言い渡された。

 トミック氏の弁護人によると、同氏は容疑を否認しており、頭突いたのは自己防衛のためだったと主張している。

 もし有罪となれば、トミック氏には最長3年の禁固刑が言い渡される。(c)AFP