【5月12日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2013)は11日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-0、6-4でスペインのパブロ・アンドゥハル(Pablo Andujar)を下し、決勝へ駒を進めた。

 負傷による7か月間の欠場から復帰後、7大会連続となる決勝進出を果たした26歳のナダルは、第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を6-3、4-6、6-4で破った第15シードのスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)と優勝を賭けて対戦する。

 ナダルは第1セット、世界ランキング113位のアンドゥハルから3つのブレークを奪い、わずか9ポイントしか許さず6-0でセットをものにした。この勝利で、膝の腱の負傷から復帰後の戦績は31勝2敗と驚異的な数字に伸びている。

 世界ランキング上位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)の3選手がすでに敗退を喫しているため、ナダルの通算3度目となるマドリード・オープン優勝の可能性は非常に高くなっている。(c)AFP