【4月21日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2013)は20日、モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)でシングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-2、6-1でイタリアのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini)を下し、決勝に進出した。

 ジョコビッチはノーシードのフォニーニを52分で難なく退け、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との決勝への切符を手に入れた。

 もう一方の準決勝で、ナダルは第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)との対戦を6-3、7-6で制している。

 ジョコビッチとナダルの両選手は今大会で、大きな飛躍を遂げた。

 ジョコビッチが右足首を負傷したにもかかわらず日に日に良いプレーを見せる一方で、ナダルはここ10年近く王者として君臨しているクレーコートでの実力を自ら再認識している。

 モンテカルロ・オープン史上初の9連覇まであと1勝としたナダルは、これまで2009年大会と2012年大会で世界ランク1位のジョコビッチを倒している。(c)AFP/Scott WILLIAMS