【4月19日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2013)は18日、モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)でシングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は4-6、6-2、6-2で第14シードのフアン・モナコ(Juan Monaco、アルゼンチン)を退け、準々決勝に駒を進めた。

 右足首を痛めて一時は出場が危ぶまれたジョコビッチだが、2試合連続で堪え忍んで3回戦を突破。45本のアンフォースドエラーを犯したものの、25本のウィナーを挙げて2時間2分で勝利を収めた。

 試合後、ジョコビッチは「昨日に続き、素晴らしい戦いだった。1日ずつ様子を見ていきたい」と語った。

「今朝はあまり良い気分ではなかったので、試合ではどうなることかと思っていたが、何とか勝利を挙げることができた。能力の高い選手を相手にクレーコートで勝てて、良い内容だった。1ポイントずつのプレーを短縮するように努め、要所要所でサーブもうまくいった」

 また、けがについては「足首の状態は良くなっているよ。苦戦を強いられたが勝てて嬉しい」と話した。

 準々決勝でジョコビッチは、クレー大会での準々決勝進出は2006年以降わずか3度目となるフィンランドのヤルコ・ニエミネン(Jarkko Nieminen)と対戦する。ニエミネンは3回戦で、大会第5シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を、2時間38分かけて6-4、4-6、7-6で下した。(c)AFP