【4月19日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2013)は18日、モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)でシングルス3回戦が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は1-6、2-6で第13シードのスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)に敗れた。

 マレーは対戦中、24回のアンフォースドエラーを犯し、試合開始から58分でワウリンカに土をつけられた。

 昨年大会では準々決勝にまで勝ち進んだマレーだが、この試合では2度のブレークポイントの機会を両方棒に振った上、ワウリンカに5度のブレークを許し、3回戦敗退に終わった。

 マレーはこれから5月頭に開催されるマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2013)までの約2週間、改善を目指して調整を行うこととなる。

 この敗北でショックを受けたマレーは試合後、「たくさんの間違いをおこした。24本のアンフォースドエラーは多すぎだ。約1セット分のポイントに値する。この試合の半分の失点はアンフォースドエラーからだった」とコメントした。

 結果、マレーは世界ランク3位に戻り、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が同2位に再び浮上することとなった。マレーは3月末にソニー・エリクソン・オープン2013(Sony Ericsson Open 2013)で優勝し、1日に世界ランク2位の座に返り咲いたところだった。(c)AFP/Scott Williams