【4月19日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2013)は18日、モナコのモンテカルロ(Monte Carlo)でシングルス3回戦が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-2、6-4でドイツのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber)を下した。

 昨年6月のゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2012)では、直接対決10度目にして初めてコールシュライバーに敗れたナダルだが、今回は80分で試合を制し、その時の屈辱を晴らした。

 ナダルは今季に入ってブラジル・オープン2013(Brazil Open 2013)、アビエルト・メキシカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2012)の3大会で優勝しており、この勝利で17連勝目を挙げた。

 また、前人未踏のモンテカルロ・オープン9連覇を狙うナダルは、この試合で同大会での44連勝を達成し、通算成績を46勝1敗とした。ナダルは2003年の初出場の際に、ギレルモ・コリア(Guillermo Coria、アルゼンチン)から同大会で唯一の黒星を喫している。

 19日に行われる準々決勝でナダルは、ドイツのフロリアン・マイヤー(Florian Mayer)を6-2、6-4で退けたブルガリアのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov)と対戦する。(c)AFP