【4月9日 AFP】男子テニス世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2013)準々決勝で足首を負傷し、14日にモナコで開幕するモンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2013)への出場が微妙になったと8日、メディアが報じた。

「今年のクレーシーズンが始まる。モンテカルロ(Monte Carlo)は自分が住んでいる場所だし、大好きな大会なのでぜひプレーしたい。僕は楽観的な性格だけど、出場することが現実的なのかはわからない」というジョコビッチのコメントを、セルビアのベタ通信(Beta news agency)が伝えてた。

 ひねった箇所について本人は、「最悪な状態は避けられたが、足首は腫れている。けがの度合いを検査してからモンテカルロでプレーできるか検討する」と述べている。

 しかし、全仏オープンテニス2013(French Open 2013)の出場について、ジョコビッチは明るい展望を語った。ジョコビッチは、四大大会(グランドスラム)で唯一全仏のタイトルを手にすることができていない。

 2013年の大きな目標にデビスカップ制覇と並んで全仏オープン優勝を掲げたジョコビッチは、「ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープンの愛称)まではたっぷり時間がある」とコメントしている

 デビスカップのワールドグループ準々決勝では第4試合でジョコビッチが米国のサム・キュエリー(Sam Querrey)を下し、セルビアの準決勝進出を決めた。セルビアは9月に準決勝でカナダと対戦する。(c)AFP