【3月27日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2013(Sony Ericsson Open 2013)は26日、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で男子シングルス4回戦が行われ、大会第13シードの錦織圭(Kei Nishikori)は4-6、2-6で第3シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に敗れ、大会敗退を喫した。

 ファーストサーブの得点率84パーセントを記録したフェレールは、9度中5度のブレークポイントを物にして錦織を退け、ベスト8に駒を進めた。準々決勝ではスペインのアルベルト・ラモス(Albert Ramos)を2-6、6-3、6-3で下したオーストリアのユルゲン・メルツァー(Jurgen Melzer)と対戦する。

 世界ランク5位のフェレールは、この勝利で同15位の錦織との対戦成績を3勝2敗とした。

 初対戦となった2008年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2008)3回戦で白星を飾ったのが錦織だった一方で、2011年の楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2011)ではフェレールに軍配が上がった。

 昨年のロンドン五輪のベスト16の戦いでは錦織が勝利したが、フェレールは今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)4回戦で錦織を下し、ロンドンでの屈辱を晴らしている。(c)AFP