【3月24日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2013(Sony Ericsson Open 2013)は23日、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-3、6-1でオーストラリアのバーナード・トミック(Bernard Tomic)に快勝し、3回戦に進出した。

 両者の対戦は、マレーが6-3、6-2で勝利した2012年1月のブリスベーン国際(Brisbane International 2012)準決勝以来となったが、今回の対戦でもマレーは完璧なプレーを見せ、ATPランキング100位以内の選手で最年少となる20歳のトミックを封じ込んだ。

 ロンドン五輪の金メダリストで全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)王者のマレーは、第2セットでトミックにわずか10ポイントしか与えず、試合を56分で終わらせた。

 現在世界ランク2位のマレーは、同日行われた試合でイタリアのシモーネ・ボレッリ(Simone Bolelli)の途中棄権により勝ち上がった第29シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と3回戦で対戦する。

 2012年大会の決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れているマレーは、今大会の決勝でジョコビッチを破り、2009年以来となる大会2度目の優勝を飾りたいと望んでいる。(c)AFP