【3月18日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン(Sony Ericsson Open 2013)の主催者は17日、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が膝の休養を理由に、20日に開幕する同大会への出場を辞退すると発表した。

 ナダルは同日行われたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)決勝でファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を4-6、6-3、6-4で下して優勝を飾ったが、ソニー・エリクソン・オープンを回避し、自宅で休養するとみられる。

 左膝の故障による7か月の長期離脱から2月に復帰を果たしたナダルは、出場した全4大会で決勝に駒を進めており、膝を休める必要があると医者の助言を受けたという。

 ツアーは4月の第2週を皮切りに5月末に開幕する全仏オープンまで欧州開催のクレーコート大会が続くこともあり、ナダルは休養して万全を期す。全仏オープンテニス2012(French Open 2012)では自身7度目の優勝を飾っており、連覇もかかっている。

 ナダルは「(ソニー・エリクソン・オープンが開催される)マイアミ(Miami)には行けない。すごく悲しいし、主催者やファンに対して本当に申し訳なく思う」とコメントしている。(c)AFP