【3月18日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)は17日、米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で男子シングルスの決勝が行われ、大会第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が4-6、6-3、6-4で第7シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)を破り、優勝を飾った。

 11度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るナダルが、2010年シーズン以来となるハードコートでの優勝を果たし、3度目の大会制覇を達成するとともに、故障からの復活を印象付けた。

 ナダルは長期欠場前の最後のハードコート大会となった前年3月のソニー・エリクソン・オープン(Sony Ericsson Open 2012)で左ひざの腱の炎症を起こして途中棄権。その後、6月末から今年1月まで同じ箇所の痛みのため大会出場から遠ざかっていた。

 しかし第5シードで臨んだ今大会で、ナダルは準々決勝で前年大会覇者のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を破るなどして決勝に進出した。

 そして迎えた決勝では、2009年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2009)覇者で、今大会では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)、同3位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)ら強豪を破ってきたデルポトロの快進撃を止め、優勝を果たした。(c)AFP