【3月17日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)は16日、米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で男子シングルスの準決勝が行われ、大会第7シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)が4-6、6-4、6-4で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破り、決勝に進出した。

 2012年10月31日から続いていたジョコビッチの連勝を22でストップさせたデルポトロは、決勝で第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と対戦する。

 同日行われた試合で第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を6-4、7-5で退けたナダルは、今大会が7か月の長期欠場から復帰して4大会目となり、復帰後3大会の成績は優勝2回、準優勝1回となっている。

 これまでジョコビッチと10度対戦したデルポトロは、2012年ロンドン五輪の男子シングルス3位決定戦で勝利を収めており、今回が通算2勝目となった。

 2012年のウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2012)と全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)で準優勝に終わったジョコビッチだが、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2012)で有終の美を飾り、王者の貫録を見せつけた。

 今シーズンのジョコビッチは、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)とドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2013)で優勝を飾るなど無敗の17連勝を飾り、圧倒的な存在感を見せていた。(c)AFP/Rebecca Bryan