【3月16日 AFP】女子テニスプレーヤーのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)の恋人で、音楽デュオ「LMFAO」のメンバーのレッドフー(Redfoo、37)が6月に行われる全米オープン(The US Open Tennis Championships 2013)の予選トーナメントに参戦すると、15日、全米テニス協会(United States Tennis AssociationUSTA)が明らかにした。

 また、米国のテレビドラマ「ヒーローズ(Heroes)」に出演した俳優のセンディル・ラママーシー(Sendhil Ramamurthy)も参加を表明しているという。

 レッドフーは6月18日~23日にカリフォルニア(California)州サリナス(Salinas)で開催される北カリフォルニア地区予選大会(USTA Northern California Sectional Qualifying Tournament)に出場する。

 一方で、ラママシーは6月9日に全米オープンの開催地USTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で開幕する西部地区予選大会(USTA Eastern Sectional Qualifying Tournament)への参戦を表明しており、両者ともシングルスとダブルスのトーナメントに挑むという。

 ワイルドな髪型が印象的なレッドフーは、アザレンカとの交際のおかげでテニス界でもその名が知られるようになった。ラッパー、DJ、ダンサーとして活躍しており、自身の曲の一部に、アザレンカがピアスを開けた際に出したうめき声を録音して使っている。

 1月にはオーストラリアを訪れアザレンカの全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2013)制覇を支え、またアザレンカが14日に右足のけがで準々決勝を棄権するまで連覇を狙っていたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)にも応援にかけつけていた。

 USTAの発表によると、レッドフーは本名のステファン・ゴーディー(Stefan Gordy)名義で選手登録しており、混合ダブルスでは、自身がコーチとして指導している17歳の奥野綾香(Ayaka Okuno)と組むという。(c)AFP