【3月10日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)は9日、男子シングルスの2回戦が行われ、大会第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6、6-2で米国のライアン・ハリソン(Ryan Harrison)を下し、3回戦に進出した。

 ナダルは、長期離脱の原因となった左膝のけがで準決勝を棄権した昨年のソニー・エリクソン・オープン(Sony Ericsson Open 2012)を最後に346日間ハードコートの戦いから遠ざかっていたが、この試合で見事な復帰を飾った。

 11度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇り、世界ランク1位まで上り詰めたこともあるナダルは、3回戦で第30シードのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny、ロシア)を6-2、6-3で下したアルゼンチンのレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer)と対戦する。

 2月に7か月ぶりの実戦復帰を果たしてから、ナダルは中南米で3つのクレーコートの大会に出場している。復帰戦となったチリのVTRオープン(VTR Open 2013)では準優勝に甘んじたが、ブラジル・オープン2013(Brazil Open 2013)とメキシコのアビエルト・メヒカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL 2013)で2大会連続優勝を果たしている。(c)AFP