【2月28日 AFP】テニス、アビエルト・メヒカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL 2013)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-0、6-4でアルゼンチンのマルティン・アルンド(Martin Alund)を破り、準々決勝に進出した。

 膝の負傷で7か月の戦線離脱を強いられていたナダルが、復帰後3大会目となる今トーナメントで復調をみせている。

 11度の四大大会(グランドスラム)優勝を誇るナダルは30分もかけずに第1セットを奪うと、アルンドに試合中3度のブレークポイントを握られながらもすべてしのいだ。33本中26本のファーストサービスでポイントを獲得したナダルは、1時間16分で快勝した。

 この大会を前に、両選手はクレイコートのブラジル・オープン(Brazil Open 2013)で対戦していた。17日に行われた準決勝でナダルはアルンドをフルセットで退けると、決勝でも勝利し、2012年の全仏オープン(French Open 2012)以降では初となるツアータイトル獲得を果たした。

 クレイコートで通算38度目のツアー優勝を目指すナダルは、準々決勝でアルゼンチンのレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer)と対戦する。(c)AFP