【2月28日 AFP】ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2013)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-1、7-6でスペインのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)を下し、準々決勝に進出した。

 ジョコビッチはコート上での素早い動きや力と角度が計算されたグラウンドストロークで世界ランク55位のバウティスタ・アグトを攻め、絶え間ないプレッシャーを与え続けた。

 しかし第2セットのセットカウントを5-2としたところでジョコビッチは些細なミスを犯し、バウティスタ・アグトに反撃の隙を与えた。バウティスタ・アグトは24ポイントを要した第9ゲームで4度のマッチポイントをしのいだが、結局試合時間1時間半でジョコビッチが対決を制した。

 ジョコビッチは準々決勝で大会第7シードのアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)と相対し、そのまま順当に勝ち進めば3月2日の決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と対戦する可能性がある。(c)AFP