【2月25日 AFP】男子テニス、クラロ杯(2013 Copa Claro)は24日、アルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)でシングルス決勝が行われ、大会第1シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)が6-4、3-6、6-1で第3シードのスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)で破り、大会連覇を達成した。

 4000人の観客が見つめる中で行われた決勝戦で、世界ランク4位のフェレールは第3セットの最初のサービスゲームを落としたものの、その後6ゲームを連取してワウリンカを下した。

 この勝利でフェレールはツアー通算20勝目に到達し、2013年シーズンではハイネケンオープン2013(Heineken Open 2013)に続き2個目のタイトル獲得となった。

 一方、世界ランク17位のワウリンカは、2011年のチェンナイ・オープン(Aircel Chennai Open 2011)以来となるツアー通算4勝目を逃した。

 クラロ杯では過去5年にわたってクレーコートを得意とするスペイン出身の選手が優勝しており、2009年にトミー・ロブレド(Tommy Robredo)、2010年にファン・カルロス・フェレーロ(Juan Carlos Ferrero)、2011年にニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro)、最近2年間はフェレールがトロフィーを手にしている。(c)AFP