【1月25日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)は24日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-2、6-2、6-1で第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を下し、決勝に進出した。

 3連覇を狙う世界ランク1位のジョコビッチはキャリア最高ともいえる内容でフェレールとの格の違いを見せつけ、驚異的なスコアの差をつけて1時間29分で圧勝し、集まった観衆を驚愕させた。

 この勝利で絶対の優勝候補という評価を得るとみられるジョコビッチは、4度目の全豪のタイトルを狙う27日の決勝で、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とアンディ・マレー(Andy Murray、英国)の勝者と対戦する。

 圧巻のプレーを見せたジョコビッチは不運なフェレールのサービスゲームを7度ブレークしつつ、30本のウィナーを決め、アンフォースドエラーを16本に抑えた。またファーストサーブでのポイント獲得率は91パーセントに上り、自身は一度もブレークポイントの危機を迎えることなく、フェレールの41に対して85のポイントを奪って勝利を飾った。(c)AFP/Robert Smith