【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)は21日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-4、7-6、6-2で第13シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)をストレートで退け、準々決勝に進出した。

 時速230キロメートルを超えるサーブが武器のラオニッチに打ち勝ったフェデラーが1時間53分の攻防を制し、四大大会(グランドスラム)では35大会連続となる8強入りを果たした。

 第1セットはフェデラーが第10ゲームでようやくブレークを手にし、接戦をものにした。第2セットは共に安定したサーブでタイブレークに突入したが、バックハンドのストレートを決めたフェデラーがミニブレークを奪い2セットを連取すると、第3セットではラオニッチがサービスゲームを2回連続で落とし、わずか35分で決着がついた。

 グランドスラム通算17勝を誇るフェデラーはこの大会の4試合を通じてまだ1つもサービスゲームを奪われていない。準々決勝では第9シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)とのフランス人対決を制した第7シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)と対戦する。(c)AFP