【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)は22日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Nvak Djokovic、セルビア)は6-1、4-6、6-1、6-4で第5シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を下し、準決勝に進出した。

 20日に行われた4回戦ではフルセットの接戦を制して生き残ったジョコビッチだったが、準々決勝では第4セットまで持ち込まれたものの、余裕ある戦いぶり4強入りを果たした。

 大会3連覇を狙う世界ランク1位のジョコビッチは、4回戦で第15シードのスタニスラス・ワウランカ(Stanislas Wawrinka、スイス)と5時間を超える激闘を繰り広げ、中1日で十分に回復できるかどうかが最大の焦点だった。

 そんな心配をよそに、1ゲームを落としただけでジョコビッチは第1セットを先取した。続く第2セットはベルディハに1ゲーム目をブレークされるなどしセットカウントで並んだが、その後はジョコビッチが2セットを連取した。

 47本のウィナーを決めたジョコビッチはこの試合でベルディハから6度ブレークを奪い、アンフォースドエラーの回数もベルディハが43本を数える中、25本に抑えている。

 準決勝では第10シードのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン)をフルセットの末に破った第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)と対戦する。(c)AFP