【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)は22日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)は4-6、4-6、7-5、7-6、6-2で第10シードのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン)を退け、準決勝進出を決めた。

 同じスペイン出身で、国別対抗戦・デビスカップ(Davis Cup)のチームメイトでもあるアルマグロに2セットを先取されたフェレールだが、その後巻き返し、3時間44分のフルセットを制した。

 アルマグロは第3セットでは3度のサービスゲームでマッチポイントを手にしたものの、チャンスを棒に振ってしまい、自身初となる四大大会(グランドスラム)での4強入りを逃した。

 一方のフェレールは第5セットで2度のブレークを記録して力強い勝利を収め、ATPツアーレベルの試合で通算500勝目を飾った。

 フェレールが全豪オープンで4強入りするのは、準々決勝で同胞のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)に勝利した2011年大会(Australian Open Tennis Tournament 2011)以来2度目となった。 

 勢いの衰えることを知らないフェレールは準決勝で、前年王者で大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と第5シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)の勝者と対戦する。(c)AFP