【1月16日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)は16日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第16シードの錦織圭(Kei Nishikori)は7-6、6-4、6-1でアルゼンチンのカルロス・ベルロク(Carlos Berlocq)を下した。

 アジア勢を引っ張る活躍を見せている錦織は、世界ランク68位のベルロクを相手に第1セットのタイブレークを勝ち切ると、好調のフォアハンドでこの試合47本のウィナーを奪い、サービスブレークも6回記録。2時間18分の戦いを制して3回戦進出を決めた。

 前年の大会ではグランドスラムでの日本人男子歴代最高成績に並ぶ8強入りを果たしている錦織だが、2回戦では第1セットを取るのに69分とやや手こずったものの、接戦をものにすると一転してゲームを支配し、第2セットで3回、第3セットで2回のサービスブレークを記録するなどで余裕の勝利を収めた。

 全豪オープンの前哨戦、ブリスベーン国際(Brisbane International)では左膝の負傷により途中棄権を余儀なくされ、その後行われたAAMIクーヨン・クラシック(AAMI Kooyong Classic 2013)も一部欠場したが、怪我の影響はなさそうに見えた。
 
 錦織は3回戦で大会第23シードのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny、ロシア)対エフゲニー・ドンスコイ(Evgeny Donskoy、ロシア)の勝者と対戦する。(c)AFP