【12月3日 AFP】ウクライナの男子テニスプレーヤー、セルゲイ・ブブカ(Sergei Bubka)が、アパートの4階から転落し多発性骨折を負ったにも関わらず生きていられたのは幸運だったと語った。

 陸上、棒高跳びの元世界王者セルゲイ・ブブカ(Sergey Bubka)氏を父に持ち、現在女子テニス世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)のボーイフレンドでもある25歳のブブカは、11月にパリ(Paris)の高級住宅地に建つアパートの4階から転落した。

 ブブカは事故当時、友人のパーティーに出席しており、トイレに閉じ込められてしまったため窓から乗り出して隣の部屋へ移動しようとしたところ、足を滑らせて地面に転落した。

 世界ランク186位のブブカは9時間に及ぶ手術を受けた。

 ブブカは男子プロテニス協会(Association of Tennis ProfessionalsATP)の公式サイトで、「転落に至った経緯は不運だった。でも、事故が起きてからのことは本当にラッキーだと思っている。大きな怪我も負わず、生きていたのは幸運だった。友人が僕を発見してくれて、素晴らしい治療を施してくれる病院に運んでくれたことも幸いだった」とコメントしている。(c)AFP