【8月16日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が15日、ひざの故障のため全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)を欠場すると発表した。

 全米オープンの大会ディレクターのデービッド・ブリューワー(David Brewer)氏は、ナダルから欠場の申し入れがあったことを明らかにし、「ナダルの早期復帰を願うとともに、来年は出場してくれることを願っている」と声明を発表した。

 けがの回復が遅れていることを以前から示唆していたナダルは、チェコのルカシュ・ロソル(Lukas Rosol)に敗れたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の男子シングルス2回戦を最後に実戦から遠ざかっている。

 ナダルは、「いつも支えてくれるファンのことを思うと申し訳ないが、万全な状態でプレーを再開するための準備を続けなければならない。ファンのみんな、特にニューヨークのファンには感謝している。会場でみんなに会えなくて残念だ」とコメントした。

 シーズン最後のグランドスラム(四大大会)である全米オープンは、8月27日に開幕する。(c)AFP