【7月19日 AFP】男子テニス、アトランタ・オープン(BB&T Atlanta Open 2012)は18日、ジョージア州アトランタ(Atlanta)でシングルス2回戦が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)と添田豪(Go Soeda)がそれぞれ勝利を収め、日本勢が準々決勝で対戦することになった。

 大会第3シードの錦織は6-4、6-7、6-4でリトアニアのリカルダス・ベランキス(Ricardas Berankis)に、第8シードの添田は6-1、7-5でロシアのイゴール・クニツィン(Igor Kunitsyn)を下し、それぞれ大会8強入りを果たした。

 錦織が最近出場した4大会中3大会でベスト8入りしているのに対し、添田は1月のチェンナイ・オープン(Aircel Chennai Open 2012)以来の準々決勝進出となった。

 2003年にプロに転向した添田と、その4年後に転向を果たした錦織はツアー大会で対戦するのは今回が初めてとなり、大会終了後には両者ともにロンドン五輪に出場する。

 2回戦は悪天候の影響により試合開始が5時間も遅れたため、タイブレークとなった第2セットを落とした錦織の試合が終わったのは現地時間午前2時近くだった。

 同日行われたその他の試合では、大会第4シードのアンディ・ロディック(Andy Roddick、米国)が7-6、6-3でフランスのニコラ・マウー(Nicolas Mahut)を破り、準々決勝に駒を進めている。

 ロディックは準決勝で大会第5シードのケヴィン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を6-7、6-4、6-4で破った米国のマイケル・ラッセル(Michael Russell)と対戦する。(c)AFP