【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は6日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-3、6-4、3-6、7-5で大会第5シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)を下し、英国人選手としては74年ぶりの決勝進出を果たした。

 英国人選手がウィンブルドン決勝の舞台に立つのは1938年のバニー・オースティン( Bunny Austin)氏以来で、ここまで3年連続準決勝敗退に終わっていたマレーは、ティム・ヘンマン(Tim Henman)氏、ロジャー・テイラー(Roger Taylor)氏、マイク・サングスター(Mike Sangster)ら英国勢がこれまで11回もはね返されてきた男子シングルス準決勝の壁を打ち破った。

 1936年のフレッド・ペリー(Fred Perry)氏以来となる英国人選手のウィンブルドン制覇を目指すマレーは、決勝で大会通算6度の優勝を誇る第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と対戦する。

 両者の四大大会(グランドスラム)での顔合わせは今回で通算4度目となり、これまでの結果は2008年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2008)、2010年と2011年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)でマレーが全敗している。(c)AFP/Steve Griffiths