【7月5日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が6-4、6-1、6-4で大会第31シードのフロリアン・マイヤー(Florian Mayer、ドイツ)を退け、準決勝に進出した。
 
 過去にロッド・レーバー(Rod Laver)氏、イワン・レンドル(Ivan Lendl)氏、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)しか達成していない9大会連続四大大会(グランドスラム)4強入りを果たしたジョコビッチは、準決勝で大会第3シードのフェデラーと対戦する。

 世界ランキング1位のジョコビッチは、グランドスラム過去33試合で敗戦を喫したのはラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れた全仏オープンテニス2012(French Open 2012)決勝のみとなっている。

 そのナダルはすでに大会から姿を消しており、ジョコビッチが現在3連勝中のフェデラーから勝利を収めることができれば、グランドスラム過去5大会で4度目となる優勝の可能性が大きく高まることになる。(c)AFP/Steve Griffiths