【7月5日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が6-7、7-6、6-4、7-6で大会第7シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を下し、4年連続大会4強入りを果たした。

 3時間52分を費やして最後まで粘り続けたフェレールから勝利を収めたマレーは、準決勝で第5シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)と対戦する。

 全仏オープンテニス2012(French Open 2012)の準々決勝でフェレールに敗れたリベンジを果たしたマレーは、オープン化以降ではティム・ヘンマン(Tim Henman)氏と並び英国人選手最多となる通算4度目のウィンブルドン準決勝進出を果たした。

 しかしながらマレーは、フレッド・ペリー(Fred Perry)氏以来76年ぶりとなる英国人選手による男子シングルス制覇を目指しており、トーナメントで最大の難敵だったラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が敗退したことで、英国人選手としては1938年以来となる決勝進出の可能性が高いと見られている。(c)AFP