【6月13日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は12日、主催者推薦(ワイルドカード)による出場選手を発表し、男子では元王者のレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)が選出された。

 2002年大会王者のヒューイットは、2月につま先の手術を受けており、現在は世界ランキング176位と低迷している。

 男子の主催者推薦には7名が選出されており、ヒューイットのほかに世界ランク87位のトミー・ハース(Tommy Haas、ドイツ)とベルギーのダビド・ゴフィン(David Goffin)が選ばれた。

 英国勢ではジェイミー・ベイカー(Jamie Baker)、ジョシュア・グドール(Joshua Goodall)、ジェームズ・ワード(James Ward)、2011年の全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2011)少年の部で優勝したオリバー・ゴールディング(Oliver Golding)の4名が選出されている。

■女子では全仏で活躍したシュウェドワとラザノの出場が決まる

 一方、女子の主催者推薦では、英国出身選手としてヘザー・ワトソン(Heather Watson)、ローラ・ロブソン(Laura Robson)、ナオミ・ブローディ(Naomi Broady)、ジョアンナ・コンタ(Johanna Konta)が選出された。

 また、カザフスタンのヤロスラーヴァ・シュウェドワ(Yaroslava Shvedova)、全仏オープンテニス2012(French Open 2012)女子シングルス1回戦で米国のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)を破った世界ランク90位のビルジニー・ラザノ(Virginie Razzano)も主催者推薦での出場が決まっている。

 大会の主催者推薦枠は男子で1枠、女子で2枠残っており、後日発表される予定となっている。(c)AFP