【6月3日 AFP】全仏オープンテニス2012(French Open 2012)は2日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が16強入りを果たした。

 3日に26歳の誕生日を迎える王者ナダルは6-1、6-3、6-4でアルゼンチンのエドゥアルド・シュワンク(Eduardo Schwank)を退け、全仏での通算成績を48勝1敗とした。第1セットで4-0と大きくリードを奪い、試合の趨勢を決したナダルは8ゲームを奪われるに留まり、3試合を終えて奪われたゲーム数を17にとどめている。

 ナダルは、第19シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を6-7、6-3、6-7、6-3、6-4で下した第13シードのフアン・モナコ(Juan Monaco、アルゼンチン)と4回戦で対戦する。

 マレーは、6-3、6-3、6-4でコロンビアのサンティアゴ・ヒラルド(Santiago Giraldo)を下している。

 一方、第6シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)は6-0、6-2、6-2で第27シードのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny、ロシア)を、第12シードのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン)は6-4、6-1、6-2でアルゼンチンのレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer)を、第20シードのマルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers、スペイン)が6-4、6-4、1-6、4-6、6-1でフランスのポール・アンリ・マチュー(Paul-Henri Mathieu)をそれぞれ下し、ナダルを含めたスペイン勢の4選手が4回戦進出を果たしている。

 同日行われた3回戦では、第8シードのヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic、セルビア)が6-3、7-5、6-4で第29シードのジュリアン・ベネトー(Julien Benneteau、フランス)を、第17シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)は6-7、6-3、6-0、6-0でドイツのトミー・ハース(Tommy Haas)を下し、ベスト16入りを果たしている。(c)AFP/Allan Kelly