【1月27日 AFP】(記事更新、写真追加)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2009)男子シングルス準々決勝。大会第7シードのアンディ・ロディック(Andy Roddick、米国)は、大会第3シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦。試合は、セットカウント2-1でロディックがリードして迎えた第4セットの途中(2-1)で、ジョコビッチが体調不良により棄権したため、ロディックが勝利し準決勝に進んだ。

 焼け付くような暑い日差しの中で世界ランキング3位のジョコビッチは、徐々に疲労の色を濃くし、痛ましい状況で敗北を認めた。

 第3セットの最初のコートチェンジでメディカルタイムアウトを要求したジョコビッチは、その後、サーブをミスし、ショットにも力が無かった。ジョコビッチは、第3セットの途中で棄権を申し出るかと思われたが試合を続行し、ロディックにリードを奪われると、コートチェンジ時に再び医師を呼んだ。

 第4セットに入りロディックが2-1でリードを奪うと、ジョコビッチは医師と話し合い棄権を決断し、同大会連覇の夢がついえた。(c)AFP