【12月4日 AFP】テニス四大大会（グランドスラム）13勝を誇るスイスのロジャー・フェデラー（Roger Federer）は3日、2009年シーズンに出場するクレーコートでの大会を調整することを明かした。

　全仏オープン（French Open）では2006年から3大会にわたりスペインのラファエル・ナダル（Rafael Nadal）に敗れ準優勝に終わっているフェデラーは、クレーコートで行われるマスターズ・シリーズ・モンテカルロ大会（Masters Series Monte Carlo）を欠場する意向を明かし、さらに同シリーズ・ローマ大会のイタリア国際2008（Internazionali BNL d’Italia）とマスターズ・シリーズ・マドリード大会（Mutua Madrilena Masters Madrid）の2大会のみに出場し、全仏オープン2009（French Open 2009）に備えることを明かした。

　フェデラーは昨シーズン、クレーコートでの大会には5大会に出場していた。

　フェデラーは自身のウェブサイトで「私は、この計画に基づいてシーズンを送ることに本当に満足している。エキサイティングなシーズンになることを楽しみにしている」と明かしている。

　全豪オープン（Australian Open Tennis Tournament 2008）・男子シングルス準決勝でセルビアのノバク・ジョコビッチ（Novak Djokovic）に敗れタイトル獲得を逃したフェデラーは、ドーハ（Doha）でのシーズン開幕戦、アブダビ（Abu Dhabi）、クーヨン（Kooyong）での大会を経て、2009年の全豪オープンに臨む予定。

　さらにフェデラーは3月に行われるデビスカップ（2009 Davis Cup）・ワールドグループ2009・1回戦の米国戦にスウェーデン代表として出場する意向も明かしている。(c)AFP