【5月20日 AFP】米国のアンディ・ロディック(Andy Roddick)が5月25日に開幕を迎える全仏オープン・テニス2008(French Open 2008)を肩の怪我の治療のため欠場することを、実兄のジョン・ロディック(John Roddick)氏が19日に発表した。

 ジョン・ロディック氏は、10日に行われたイタリア国際2008(Internazionali BNL d’Italia 2008)の男子シングルス準決勝で負傷した世界ランク6位(5月19日付け)のアンディ・ロディックが、2001年大会の3回戦進出が最高成績と、これまでは結果を残せていない全仏オープンに出場が出来る程度に怪我が癒えていないことを明かした。

 18日から開幕したARAGワールド・チーム・カップ2008(ARAG World Team Cup 2007)で米国チームの監督を務めるジョン・ロディック氏は「彼はまだ肩の怪我に苦しんでいる。アンディはクレーコートで今までで最高のプレーをしていただけに、本当に気の毒だ。彼もとても残念がっていた。痛みが再発した16日に専門家に診察を受け、彼が欠場することを決めた」と語っている。(c)AFP