フェルプス 今大会3個目の金メダル獲得、世界水泳
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【7月30日 AFP】第14回世界水泳選手権(14th FINA World Championships)は30日、競泳競技が行われ、男子100メートルバタフライで米国のマイケル・フェルプス(Michael Phelps)が50秒71を記録し、今大会3個目の金メダルを獲得した。
ポーランドのコンラト・チェルニャク(Konrad Czerniak)が51秒15で銀メダル、米国のタイラー・マギル(Tyler McGill)が51秒26で銅メダルを獲得した。日本の藤井拓郎(Takuro Fujii)は、51秒75で5位に終わった。
男子50メートル自由形決勝では、ブラジルのセザル・シエロ・フィーリョ(Cesar Cielo Filho)が21秒52で連覇を達成した。銀メダルは21秒90でイタリアのルカ・ドット(Luca Dotto)、銅メダルは21秒92でフランスのアラン・ベルナール(Alain Bernard)が手にしている。
女子200メートル背泳ぎは、米国のメリッサ・フランクリン(Melissa Franklin)が2分5秒10で今大会2個目の金メダルを獲得した。「ミサイル」のニックネームを持つ16歳のフランクリンは、リードを一度も譲ること無く優勝、2分6秒06でオーストラリアのベリンダ・ホッキング(Belinda Hocking)が銀メダル、2分7秒78でオランダのシャロン・ファン・ロウエンダール(Sharon van Rouwendaal)が銅メダルを獲得している。
またフランクリンは、女子4×100メートルメドレーリレーで米国のアンカーを務め、この日2個目の金メダルを手にした。3分53秒26で優勝した米国は、10年ぶりの栄冠に輝き、開催国の中国が3分55秒61で銀メダル、3分57秒13でオーストラリアが銅メダルを手にした。日本は、3分57秒84で5位に終わっている。
一方、女子50メートルバタフライ決勝では、オランダのインヘ・デッカー(Inge Dekker)が25秒71で優勝し、前回大会覇者、オーストラリアのマリエケ・ギューラー(Marieke Guehrer、)を破った。2位には25秒76でスウェーデンのテレース・アルシャマー(Therese Alshammar)、3位には25秒86フランスのメラニー・エニック(Melanie Henique)が入り、日本の加藤ゆか(Yuka Kato)が26秒02で6位、ギューラーは26秒21で最下位の8位に終わった。
女子800メートル自由形決勝では英国のレベッカ・アドリントン(Rebecca Adlington)が、リードを許していたデンマークのロッテ・フリース(Lotte Friis)を最後にとらえ、8分17秒51で金メダルを獲得。フリースは8分18秒20で銀メダル、8分23秒36を記録した米国のケイト・ジーグラー(Kate Ziegler)が銅メダルを手にしている。(c)AFP/Talek Harris