【2月11日 AFP】北京五輪の競泳で8個の金メダルを獲得した米国のマイケル・フェルプス(Michael Phelps)が、2012年のロンドン五輪に出場するか否かを決断するためには、2か月程度を要すると明かした。

 英ニューズ・オブ・ザ・ワールド(News of the World)紙に大麻を吸引しているように見える写真が掲載されたことを受け、米国水泳連盟(USA Swimming)から3か月の出場停止処分が下されたフェルプスは、処分が解け、競技へ復帰するまでに決断を下すことが見込まれる。

 米ボルチモア・サン(Baltimore Sun)紙に対しフェルプスは「(ロンドン五輪出場の)決断を下すまでには数か月はかかる。30日か60日で結論を出す。そのほうが良いだろうと考えている。また泳げるようになったし、冗談を言って楽しんだりして日常の生活が戻りつつあるので、今は以前より満足している」と語っている。

 サウスカロライナ大学(University of South Carolina)で行われたパーティーで撮影された写真が新聞に掲載されて以来、マスコミの取材攻勢を受けて将来を案じているフェルプスは、大手シリアル会社ケロッグ(Kellogg’s)とのスポンサー契約が2月末の契約終了をもって打ち切られることになっている。(c)AFP