【7月26日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は25日、ブラジル、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の市庁舎を訪れ、五輪旗の祝福の儀式を行った。

 リオデジャネイロは来年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)が行われる都市のひとつであるとともに、2016年夏季五輪の開催地でもある。

 アルゼンチン出身で、同国1部リーグのサン・ロレンソ(San Lorenzo)のファンであることを公言するほどのサッカー好きとして知られるフランシスコ法王は、事前にブラジルの往年のスター選手であるジーコ(Zico)氏や、五輪の出場選手らと対面し、握手を交わした。

 そして市庁舎のバルコニーで行われた儀式で法王は十字を切り、五輪旗に聖水を振りかけて祝福した。

 フランシスコ法王は22日より1週間、「世界青年の日(World Youth Day)」の祭典のためにブラジルを訪れている。祭典には世界約170か国から合計約150万人の若いカトリック信者が集結していると見られている。(c)AFP