【1月15日 AFP】女子テニス、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)の前年覇者で世界ランキング1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)さんは、ある警備員に試合会場への通行許可証の提示を求められ、すぐ近くに張られていた自分の写真を指さした──。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)大会第1シードのアザレンカさん。2012年大会決勝では、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)さんを破り優勝しており、過去の大会優勝者たちの写真が飾られた会場のロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)の通路には、当たり前のように彼女の写真も飾られている。

 アザレンカさんは15日、通路に自分の写真が飾ってあるのは気分が良いものかと質問され、「ええ、飾ってあるのを見るのは良い気分よ」と答えながら、写真にまつわるあるエピソードについて語った。

「先日、私が歩いていると、ある警備員が『パス(許可証)は持ってるかい?』と聞いてきたの。私はすかさずこう言ったの『そこに私の写真があるわ!私のパスならそこよ』とね」

「でも私は警備員が大好き。彼らはとても厳格なの。決して誰も入り込まないように本当にしっかりしてる。驚くほどよ」

(c)AFP