【3月27日 AFP】競馬のドバイ・ワールドカップ(Dubai World Cup 2011、オールウェザー2000m)が26日、ドバイ(Dubai)のメイダン競馬場(Meydan racecourse)で行われ、ミルコ・デムーロ(Mirco Demuro)騎手騎乗のヴィクトワールピサ(Victoire Pisa、牡4歳)が日本馬として初優勝を果たした。

 2位にはトランセンド(Transcend、牡5歳)が入り、日本の競走馬が1、2着を独占、3着にはモンテロッソ(Monterosso)が続いた。

 ヴィクトワールピサの馬主の市川義美(Yoshimi Ichikawa)氏は「暗い日本に明るいニュースを届けられたと思う。レースを見ているとき、『奇跡だ』とただ叫んでいた」語っている。

 デムーロ騎手は「良いスタートを切れなかったが、強い馬だし、レースがあれだけのスローペースだったからバックストレートの早い段階で前に出た」とレースを振り返った。「信じられない。このレースで勝てるんなんてファンタスティックだ」

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