【7月18日 AFP】大相撲、第68代横綱・朝青龍(Asashoryu)が現在行われている名古屋場所を突然休場することが18日、明らかとなった。

 初日(13日)に黒星を喫し、5日目にあたる17日に栃乃洋(Tochinonada)に土俵下まで投げられて2敗目を喫した朝青龍は、取組を振り返り「何もうまくいかなかった」と呟いた。

 明らかに弱くなったと報じた日刊スポーツ(Nikkan Sports)のコラムでは「序盤で2敗。もはやかつての朝青龍ではない」と記載。

 土俵上で成功を収めているものの不快感を与える発言やマナーが問題視される朝青龍は、2007年の夏巡業を怪我を理由に休場したにも関らず、母国モンゴルでサッカーのチャリティーマッチに出場していたことが明らかになり、2場所連続出場停止処分を言い渡され、2008年1月に土俵に戻っている。

 また、モンゴル・ウランバートル(Ulan Bator)で起きた不正選挙に対する暴動で5人の死者が出ていることから、朝青龍が待望していたモンゴル巡業が予定されていた8月から延期されるかもしれないとスポーツニッポン(Sports Nippon)は報じている。(c)AFP