朝青龍 一連の騒動について謝罪
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【11月30日 AFP】モンゴルから帰国した第68代横綱・朝青龍(Asashoryu)が、一連の騒動について謝罪した。
朝青龍は、怪我を理由に夏巡業を休場すると届け出ていた今年7月、モンゴルでサッカーに興じていたことが発覚し、日本相撲協会(Japan Sumo Association)から2場所連続出場停止と十一月場所・千秋楽(九州場所、11月25日)までの謹慎、4ヶ月間の減俸30%の処分を受けていた。その後、この厳罰処分によって精神的ショックを受けた朝青龍は「解離性障害」を患い、ケガの治療と療養のため故郷モンゴルに帰国していた。
東京・両国国技館で開かれた謝罪会見の会場に予定より遅れて姿を見せた朝青龍は、集まった記者を前に深々と頭を下げ「大変なご迷惑をかけたことを、心からからお詫び申し上げします。これからも精一杯頑張っていきますので、皆様よろしくお願いします」と謝罪の言葉を述べた。
相撲をやめる事を考えた事があったかという質問に対し「僕は相撲が大好きです。もう一度最初からやり直そうと思う」と答えた朝青龍は、精神的に病んでいた時期の自身の状況について「当時は人に会うのも嫌だった。自分がどうなっているのか、自分の気持ちがコントロールできない状態だった。でも、両親や子供に付き添われて落ち着くことができた」と振り返った。
そして騒動の発端となった巡業休場中にモンゴルでサッカーに興じていたことについて質問が及ぶと「モンゴルサッカー協会や日本大使館からチャリティーイベントに参加するように頼まれた。ただTシャツを配るだけのつもりだったが、試合にも出てしまった。もちろん失敗だったと思っている。そのときも電気が流れるような痛みがあった。握力が弱まっていて触られると痺れを感じた」と答え、バーで暴れたとの報道については「(報道したモンゴルの新聞は)いい加減な新聞なので、よく考えてから質問してください」と語った。
土俵のないモンゴルで、メンタルトレーニングや体格のいい相手と組み合うなどのトレーニングをしていたことを明かした朝青龍は「今まで通り取り組んでいく。いろいろあるが、一番の目標は優勝」と意気込みを見せた。
日本相撲協会は「朝青龍がこの会見の言葉どおりにやって行くようなら静観する」と態度を決定し、北の湖(Kitanoumi)理事長は「考えながら話していたし、病気から回復していると思う。優勝を目指すことが彼にとってはベストだと思う」と語っている。
(c)AFP
朝青龍は、怪我を理由に夏巡業を休場すると届け出ていた今年7月、モンゴルでサッカーに興じていたことが発覚し、日本相撲協会(Japan Sumo Association)から2場所連続出場停止と十一月場所・千秋楽(九州場所、11月25日)までの謹慎、4ヶ月間の減俸30%の処分を受けていた。その後、この厳罰処分によって精神的ショックを受けた朝青龍は「解離性障害」を患い、ケガの治療と療養のため故郷モンゴルに帰国していた。
東京・両国国技館で開かれた謝罪会見の会場に予定より遅れて姿を見せた朝青龍は、集まった記者を前に深々と頭を下げ「大変なご迷惑をかけたことを、心からからお詫び申し上げします。これからも精一杯頑張っていきますので、皆様よろしくお願いします」と謝罪の言葉を述べた。
相撲をやめる事を考えた事があったかという質問に対し「僕は相撲が大好きです。もう一度最初からやり直そうと思う」と答えた朝青龍は、精神的に病んでいた時期の自身の状況について「当時は人に会うのも嫌だった。自分がどうなっているのか、自分の気持ちがコントロールできない状態だった。でも、両親や子供に付き添われて落ち着くことができた」と振り返った。
そして騒動の発端となった巡業休場中にモンゴルでサッカーに興じていたことについて質問が及ぶと「モンゴルサッカー協会や日本大使館からチャリティーイベントに参加するように頼まれた。ただTシャツを配るだけのつもりだったが、試合にも出てしまった。もちろん失敗だったと思っている。そのときも電気が流れるような痛みがあった。握力が弱まっていて触られると痺れを感じた」と答え、バーで暴れたとの報道については「(報道したモンゴルの新聞は)いい加減な新聞なので、よく考えてから質問してください」と語った。
土俵のないモンゴルで、メンタルトレーニングや体格のいい相手と組み合うなどのトレーニングをしていたことを明かした朝青龍は「今まで通り取り組んでいく。いろいろあるが、一番の目標は優勝」と意気込みを見せた。
日本相撲協会は「朝青龍がこの会見の言葉どおりにやって行くようなら静観する」と態度を決定し、北の湖(Kitanoumi)理事長は「考えながら話していたし、病気から回復していると思う。優勝を目指すことが彼にとってはベストだと思う」と語っている。
(c)AFP