【5月30日 AFP】ラグビー日本代表が11月にオールブラックス(ニュージーランド代表)と親善試合を行うことが30日、報じられた。

 実現すれば、日本戦のためのオールブラックスの来日は26年ぶりとなる。

 11月の欧州遠征でフランス、イングランド、アイルランドと対戦するオールブラックスは、その道中となる同月2日に東京でブレイブ・ブロッサムズ(Brave Blossoms)の異名を持つ日本と対戦する。 サンケイスポーツ(Sankei Sports)が伝えた。

 ニュージーランド・ラグビー協会(New Zealand Rugby UnionNZRU)のスティーブ・チュー(Steve Tew)CEOは、2015年ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)を控え、「チーム発展のため、さらなる戦術への取り組みを担うテストマッチについて検討中していた」としたが、「現段階で発表することはない。協議中」と発表している。

 一方、日本ラグビーフットボール協会(Japan Rugby Football UnionJRFU)もこの対戦について、「情報はない」としている。

 2019年ラグビーW杯(Rugby World Cup 2019)の開催を控えて注目度やプレーぶりを高めたい日本にとって、世界を牛耳るオールブラックスとの一戦は、大きな後押しとなる。

 1995年W杯での17-145という大敗を含め、日本はオールブラックスに対し4戦全敗となっている。(c)AFP