【2月14日 AFP】ラグビー、オールブラックス(ニュージーランド代表)のリチャード・カフイ(Richard Kahui)が13日、ジャパンラグビートップリーグの東芝ブレイブ・ルーパス(Toshiba Brave Lupus)への入団を発表した。
 
 ルーパスと2年契約を結んだカフイは、スーパー15(Super 15)のシーズン終了後、チームに合流するという。

 オールブラックスの2011年ラグビーW杯(Rugby World Cup 2011)優勝に貢献した27歳のカフイは、ワイカト・チーフス(Waikato Chiefs)でも2012年のスーパーラグビー(Super Rugby)制覇の立役者となったが、負傷に悩まされ続けている。

 カフイはチーフスの公式ウェブサイトで、ニュージーランドでの最後のシーズンを楽しみにしていると同時に、愛するクラブを去るのは残念だと述べたが、同時に自分の将来を考えなければいけないとコメントした。

「怪我のために、将来について厳しい決断を強いられてきたのは確かだ。まだ機会があるうちに、与えられたチャンスを最大限に活かしたい」

 2008年の代表デビュー以来、慢性的な肩の故障に悩まされてきたため、国際試合には17試合にしか出場していないが、その中でカフイは10トライを挙げる成績を残している。

 ここ1年以上はオールブラックスに選出される度故障のため試合を欠場しており、2011年W杯決勝でフランスを下し優勝を飾った試合が、カフイがオールブラックスでプレーした最後の試合となっている。(c)AFP