【2月9日 AFP】ラグビー、ニュージーランド代表(オールブラックス)のソニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)が8日、オーストラリアのブリスベーン(Brisbane)で行われたボクシングWBAインターナショナルヘビー級タイトルマッチに出場し、南アフリカのフランソワ・ボタ(Francois Botha)を3-0の判定で破り、自身の経歴に新たなタイトルを加えた。

 オールブラックスの2011年ラグビーW杯ニュージーランド大会(Rugby World Cup 2011)優勝に貢献したウィリアムズは、10回戦で行われたタイトルマッチを満場一致の判定で勝利したが、リングサイドの審判が下した判定(97-91、98-94、97-91)には、観客からブーイングも起きていた。
 
 最終ラウンドでウィリアムズは、「ザ・ホワイトバッファロー」の愛称で親しまれるボタの激しい猛攻を受けたものの、何とか持ちこたえ、ボクサーとしての戦績を6戦全勝とした。

 鼻が血まみれになりながらも、ボクシング選手としての無敗を守ったウィリアムズは、2013年からナショナル・ラグビーリーグ(National Rugby LeagueNRL)に所属するオーストラリアのシドニー・ルースターズ(Sydney Roosters)に加入し、3月7日にリーグ開幕を迎えることになっている。(c)AFP