【6月11日 AFP】ラグビー、IRBパシフィック・ネーションズカップ2012(IRB Pacific Nations Cup 2012)は10日、東京の秩父宮ラグビー場(Chichibunomiya Rugby Stadium)で行われ、前回王者の日本は20-24でトンガに敗れ、2連敗を喫し連覇が消えた。

 5日に行われたフィジー戦に19-25で敗れていた日本は、優勝した前回大会からは程遠いパフォーマンスで勝ち点2に留まっている。

 ペナルティーゴール(PG)で先制を許した日本は、代表デビューを飾ったヘンドリック・ツイ(Hendrik Tui)のトライと五郎丸歩(Ayumu Goromaru)のコンバージョンでリードを奪ったものの、その後ミスからトライを奪われ逆転を許すなどし、10-17とリードを許しハーフタイムを迎えた。

 後半開始直後に五郎丸がトライとコンバージョンを決め同点に追いついた日本は、その後トンガのパウラ・カホ(Paula Kaho)に勝ち越しのトライを決められた。

 その後、五郎丸のPGで再び点差を詰めた日本は、トンガのマフィレオ・ケフ(Mafileo Kefu)がシンビンで退場となったものの、その数的優位を生かすことができず黒星を喫した。

 同日行われた試合でフィジーに29-26で勝利したサモアが2連勝を飾り勝ち点を8に伸ばしており、17日に行われる日本戦で勝利すればサモアの優勝が決まる。(c)AFP

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