スプリングボクス 初の黒人監督が就任
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【1月10日 AFP】07ラグビーW杯で3大会ぶり2度目の優勝を飾った南アフリカ(スプリングボクスSpringboks)は現地9日、優勝監督のジェイク・ホワイト(Jake White)氏の後任として、同国では初の黒人監督となるピーター・デヴィリアス(Peter de Villiers)新監督の就任を発表した。
南アフリカラグビー協会(SARU)のヨハン・プリンスロー(Johan Prinsloo)会長は、U-21のスプリングボクスを率いているデビリアズ新監督について「指導力のある人物で、監督として折り紙付きの業績を挙げている」と記者会見で語っている。
この決定は、ラグビーリーグ・スーパー14(super 14)でブルズ(Bulls)を率いていたハイネケ・メイヤー(Heyneke Meyer)氏の就任を確実視していた解説者たちを驚かせた。また、スプリングボクスの元アシスタントコーチだったアリスター・クッツェー(Allister Coetzee)氏や、スーパー12時代のキャッツ(Cats、現ライオンズLions)を率いたチェスター・ウィリアムス(Chester Williams)氏らが監督候補に挙がっていた。
フランスを降し07ラグビーW杯優勝にチームを導いたホワイト氏に対し、続投を要請していたSARUは2007年末にホワイト氏が監督職から退いたため不満を示していた。(c)AFP