【5月30日 AFP】ボクシング、無敗の王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)が、9月14日にサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)と対戦すると発表した。

 メイウェザーは29日、自身のツイッター(Twitter)から「9月14日の対戦相手を決めた。アルバレスだ。ファンが見たがっている戦いを見せてやる」と投稿した。

 4日に行われたロバート・ゲレーロ(Robert Guerrero)との対戦で判定の末に勝利を収めたメイウェザーは、王座統一に成功。自身の通算成績を無敗の44勝(26KO勝ち)に伸ばした。

 米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)のMGMグランドホテル(MGM Hotel)でメイウェザーは、WBCとWBAの世界スーパーウェルター級タイトル保持者であるアルバレスと対戦し、さらなるベルト奪取を狙う。

 アルバレスは4月20日、オースティン・トラウト(Austin Trout)を相手に12ラウンド判定勝ちを収め、王座統一に成功した。

 通算成績42勝1分け(30KO勝ち)のアルバレスは、メイウェザーよりも14歳若く、体格も大きく、強靱な選手で、メイウェザーはライトウェルター級のアルバレスとの対戦のため、階級をひとつ上げて挑むこととなる。

 アルバレスはツイッターで「フロイドを初めて下すのは俺だ」とツイートしている。

 ここ数年、フィリピンのマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)もメイウェザーとの対戦を切望していたが、両選手のマネジメントが収益の分配について合意できなかったため、ボクシング史上最大となる試合は実現に至っていない。(c)AFP