【10月2日 AFP】（写真追加）ボクシング、WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦が1日、米ネバダ（Nevada）州ラスベガス（Las Vegas）のMGMグランドアリーナ（MGM Grand Arena）で行われ、同級王者の西岡利晃（Toshiaki Nishioka）が挑戦者ラファエル・マルケス（Rafael Marquez Mendez）を3-0（117-111、116-112、115-113）の判定で下し、7度目の防衛に成功した。

　米国内で初めての防衛に成功した35歳の西岡は、通算戦績を39勝4敗3分けとした。一方、敗れたマルケスの戦績は40勝7敗となった。

　2004年にタイのウィラポン・ナコンルアンプロモーション（Veeraphol Sahaprom）に敗れて以降、一度も敗戦を喫していない西岡は、2008年に横浜でタイのナパーポン・キャッティサクチョーチャイ（Napapol Kiatisakchokchai）を破り、同級王座を獲得した。

　西岡側は、フィリピンのノニト・ドネア（Nonito Donaire）と対戦後に引退する可能性を示唆している。現在WBC世界バンダム級王者のドネアは、22日にアルゼンチンのオマール・アンドレス・ナルバエス（Omar Andres Narvaez）との対戦が予定されている。(c)AFP

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