【12月7日 AFP】ボクシングウエルター級12回戦で元6階級王者のオスカー・デラホーヤ（Oscar De La Hoya、米国）に、8ラウンドTKOで勝利したマニー・パッキャオ（Manny Pacquiao、フィリピン）が試合を終えて会見に臨んだ。

　パッキャオは「『スピード』、それは我々がジムで毎日取り組んだもの。『スピード』はこの戦いのカギとなった。私はこの結果に驚いてはいない、私は最初から試合をうまくコントロールするための準備を行ってきたからだ。自分の国（フィリピン）にこの勝利を捧げることができて満足だ」と語る。

　一方の敗れたデラホーヤは「力もなくふらふらだった。前へ出ようとしたが、パッキャオの足のスピードと動きについていくことができなかった」と試合を振り返ると、さらにデラホーヤは「マニー・パッキャオは偉大なファイターだ。彼は功績に値す、偉大な戦いを行った、彼は優れた男だ」と語り、パッキャオを賞賛した。(c)AFP